TBSテレビ放送50周年 涙そうそうプロジェクトドラマ特別企画「広島・昭和20年8月6日」やっぱり涙ぼろぼろ
でも、2時間で全てを表現するには無理があったかな
4人の姉弟のそれぞれの思いを表現して、原爆が落ちるまでのアメリカの情況も表現するというのは、コンセプトはすばらしいけどどれも中途半端だった
メイキングを見てたからついていけたけど、ドラマだけ見たら展開が早過ぎてついていけないだろうな
涙そうそう企画なので泣かせたいのはわかるけど、8月6日の前日に結婚式をあげ、8月6日に妊娠がわかるって・・・時代背景として婚前交渉はありえないでしょう。
また、待ちに待ってた恋人が8月6日に戦地から帰ってくるというのもできすぎだわ
太一君目当てで見ていたから、そんな日に太一君を広島に戻すなんてひどいとバカなことを思い、原爆投下の8時15分にはまだ遠くにいたらいいのになんてドキドキしながら見ていた。
でも、放射能に犯された黒い雨にあんなに打たれたら後遺症で長生きはできなかったんだろうともっとバカな想像をしていた。
あまりにも8月6日に良いことが集まり過ぎてなんだか冷めている自分がいた。

ドラマの後に戦後60年スペシャルのドキュメンタリーをやっていた
日本の潜水艦を中心に、その潜水艦が沈めたオランダの潜水艦の船員の娘とその日本の潜水艦を沈めたイギリスの潜水艦の船員の娘と日本の潜水艦の船員の息子
実際に戦争で殺しあった父親達の子供達がお互いに会って戦争を振り返るという内容だった。

戦争を題材にした番組が8月の終戦時期になると増える。
実際の戦争体験者が実社会からどんどん引退しているからTVの中でしか情報を得れないので大切なこととは思う。
実際には中東ではいまだに戦時中。日本が戦争は残酷だと声高に言っても、欧米は第二次世界大戦は終わっても戦争を止めていない
敵国が変わっただけのような気がする。
なんとなくトーナメント式の試合のようだ
勝ち続けると止めるタイミングがみつからないのか?