マダラ姫

佐野史郎が座長を務めるＪＩＳ企画の舞台を観た。
１０年前に下北沢のスズナリで初演の「月の光」をみて１０年ぶりになる。
小日向文世、通称コヒさまを久々に生で拝めるとあってかなりの期待を抱いて新宿紀伊国屋のサザンシアターへ向かう。
どのくらい期待しているかというと、普段はノーメークなのに会社を出るときにキチンと眉を整え、口紅を付けたくらいの張り切りよう。
自由劇場の公式ＨＰの掲示板で難解との感想が載っていたが、意味のある芝居は求めていない。
ストーリーよりも、そこに存在する人間の心理を観にいく。
コヒ様は、まさに私の欲求を満たしてくれる。

ＴＶで観るコヒさまはいい人の役が多いが、ニヒルな悪役のコヒさまは最高にカッコイイ!!